Maha El Dahan Yousef Saba
[ドバイ 22日 ロイター] - サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコ2222.SEのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、米南部テキサス州ヒューストンで開かれるエネルギー業界の国際会議「CERAWeek(セラウィーク)」を欠席することが分かった。業界関係者がロイターに明らかにした。
米国とイスラエルによる対イラン攻撃に端を発した中東紛争を受け、サウジにとどまることにしたという。サウジアラムコのCEOを10年超にわたって務めてきたナセル氏は例年、セラウィークで目玉となる講演者の1人となってきた。
ナセル氏の欠席は、中東紛争による逆風の大きさを浮き彫りにしている。同氏は今月10日の決算説明会で記者団に対し、中東紛争によってホルムズ海峡の混乱が続けば世界の石油市場に「壊滅的な結果」をもたらすだろうと警告していた。
会議を主催するS&Pグローバルの広報担当者は直ちにコメントすることを差し控えた上で、プログラムの変更があればオンラインで公開している議題を更新すると説明した。
別の情報筋によると、クウェートの国営石油会社クウェート・ペトロリアム(KPC)のナッワーフ・アル・サバーハCEOもセラウィークの現地会合には出席しない。ただ、24日の会議にはクウェートからオンラインで参加する予定だとしている。