Maha El Dahan Andrew Mills Yousef Saba
[ドバイ/ドーハ 19日 ロイター] - カタールの国営石油大手カタール・エナジーの最高経営責任者(CEO)を務めるカアビ・エネルギー担当国務相は19日、イランの攻撃で液化天然ガス(LNG)輸出能力の17%が停止したと明らかにした。年間売上高が約200億ドル下押しされるほか、欧州やアジアへの供給が脅かされるとした。
同氏はロイターのインタビューで、14基あるLNGプラントのうち2基と、2カ所の「ガス・ツー・リキッド」(GTL)施設が損傷したとし、修復作業により年間1280万トンのLNG生産が3─5年間停止することになると説明。
イタリア、ベルギー、韓国、中国向けのLNG供給に関する長期契約について「フォースマジュール(不可抗力)」を最大5年間宣言せざるを得ないと述べた。
その上で「生産再開には、まず敵対行為が収束する必要がある」と強調。「イスラエルであれ、米国であれ、他の国であれ、石油・ガス施設には手を出すべきではない」と訴えた。