Phil Stewart Idrees Ali Erin Banco Gram Slattery
[ワシントン 18日 ロイター] - 米政府当局者を含む複数の関係者によると、米軍が対イラン作戦における今後の展開に備える中、トランプ政権は中東での作戦を強化するため、数千人の米軍部隊派遣を検討しているという。
イランとの戦争が3週目に突入する中、今回の動きは作戦拡大を検討するトランプ氏にさらなる選択肢を提供する可能性がある。
これらの選択肢にはホルムズ海峡を通過する石油タンカーの安全な航行を確保することが含まれており、主に空軍と海軍によって行われる見通しだ。しかし、海峡の安全確保は、イラン沿岸への米軍部隊の展開を意味する可能性もあるという。
トランプ政権はまた、イラン産原油の主要輸出拠点であるカーグ島への地上部隊派遣についても検討しているという。当局者の1人は、そのような作戦は非常に危険だと指摘した。イランには、ミサイルやドローン(無人機)で同島を攻撃する能力がある。
関係者によると、トランプ政権当局者は、イランの高度濃縮ウラン備蓄を確保するために米軍を派遣する可能性についても議論している。
関係者はイラン国内への地上部隊の展開が差し迫っているとは考えていないものの、米国の作戦の詳細については言及を控えた。
ホワイトハウスの当局者は「現時点で地上部隊を派遣する決定は下されていないが、トランプ大統領は賢明にあらゆる選択肢を残している」と述べた。
「大統領はエピック・フューリー作戦の明確な目標の全て、すなわちイランの弾道ミサイル能力の破壊、イラン海軍の壊滅、イランのテロ支援勢力による地域不安定化の阻止、そしてイランが核兵器を保有できないようにすることに注力している」と語った。
国防総省はコメントを控えた。