
Karl Plume
[シカゴ 17日 ロイター] - 複数のトレーダーによると、中国は17日、少なくとも14カーゴ分(84万トン)の米国産大豆を購入した。少なくとも今年1月以降で最大規模。
ブラジル産より割高だったが、10月に韓国の釜山で行われた米中首脳会談の合意事項を守るために購入されたという。
シンガポールを拠点とするトレーダーは「今回の米国産大豆の大量購入は、もはや友好のジェスチャーではなく、釜山の合意事項に対する中国のコミットメントの現れだ」と述べた。
米国産大豆を購入したのは、中国の国有企業、COFCO(中糧集団)。12月積みと1月積みという。
さらに取引が成立すれば、最終的な購入量が増える可能性もあるという。