[ロンドン 3月4日 ロイター] - マドリードが米軍基地((link))の対イラン攻撃に関連した任務への使用を拒否したことを受け、トランプ米大統領が同国への貿易禁輸を課すと脅したため、スペインの株式と債券は水曜日、他の欧州市場の小幅な回復に遅れをとった。
マドリードの優良株であるIBEX.IBEXは0.1%下落し、より広範な市場であるSTOXX600.STOXXの0.5%上昇と比較された。その一方で、スペイン国債の借入コストは上昇した。このため、投資家がベンチマークであるドイツ国債よりもスペイン国債の保有を望むプレミアムは、12月以来の高水準となる約47ベーシスポイントまで上昇した。
スペインの10年債利回りES10YT=RRは横ばいだったが、ベンチマークであるドイツの10年債利回りは1.1bp低下し2.764%となった。
「これは、トランプ氏がスペインを含む多くの国に対して使ってきた手法だ。私の最初の反応は、EUは単一の貿易ブロックとして扱われるため、米国にとっては厄介なことになるだろうというものだった。明らかにスペインが標的にされる可能性のあるものがいくつかある」とTD証券ロンドンのグローバルマクロ戦略責任者、ジェームズ・ロシターは語った。
大手金融機関のバンコ・サンタンデールSAN.MCとBBVABBVA.MCの株価は0.5─1%下落し、ライバルの小規模なカイシャバンクCABK.MCとバンキンターBMK.MCの株価は2%近く下落した。
トランプ氏はメルツ独首相との会談で記者団に「スペインはひどい」と語り、ベッセント米財務長官にスペインとの「すべての取引を打ち切る」よう伝えたと付け加えた。
米国国勢調査局のデータによれば、2025年の米国の対スペイン貿易黒字は4年連続で48億ドル、輸出261億ドル、輸入213億ドルだった。米国からスペインへの原油と液化天然ガスの輸出は近年増加している。