[3日 ロイター] - 米・イスラエルとイランの衝突が激化し、世界経済や物価安定が脅かされる中、安全資産を求める動きからマネー・マーケット・ファンド(MMF)への資金流入が膨らんだことが、LSEGリッパーのデータで3日、明らかになった。
米国のMMFは2日の資金流入が307億5000万ドルと、主要なカテゴリーで最高となった。グローバル債券ファンドも新たな需要が見られた。
世界のMMFへの資金流入は479億ドルに達し、2月17日(482億ドル)以来の高水準となった。
デリバティブを用いて日々のリターンを増幅させるプライベートエクイティ、ヘッジファンド、レバレッジ型ETF(上場投資信託)を含む米国のオルタナティブ株式レバレッジ型ファンドには約10億ドルが流入した。
米国の短期債券ファンドと地方債ファンドも純流入となった。
また、イスラエルと米国のイラン攻撃により石油・ガス価格が上昇したことを受け、エネルギー・鉱業を含む米国の資源株ファンドに資金が流入した。
一方、投資家は株式へのエクスポージャーを減らし、米国株ファンドから96億ドルが流出。グローバル株式ファンド(米国を除く)と米テクノロジーセクターファンドは、それぞれ10億ドルを超える流出となった。