[ 9月11日 ロイター] - 米電力機器メーカーのGEバーノバGEV.Nは24日、コスト削減策の一環として、産業用ソフトウェア事業のプロフィシーを資産運用会社のTPGに6億ドルで売却することで合意したと発表した。
同社の株価は市場前の取引で1.2%上昇し651ドルだった。
プロフィシーはGEヴァーノヴァの電化ソフトウェア収入の約20%を占め、第2四半期は前年同期比23%増の22億ドルだった。
4月、GEヴェルノヴァは第1四半期の電話会議で、2025年に (link)、3億ドルから4億ドルのコスト増を見込んでおり、価格設定によって関税とインフレを相殺しようとしていると述べた。
同社はサプライチェーン強化のための投資も行っており、1月には世界の電力需要の増加に対応するため、今後2年間で米国の工場に6億ドルを投資すると発表した。
プロフィシーの買収は2026年前半に完了する予定だ。TPGは事業を所有・管理し、GEヴァーノヴァは取締役会のオブザーバー席を保持する。
GEベルノバは、様々な結果や条件に応じて、将来的に追加の売却益を受け取ることを期待している。
この取引により、プロフィシーは独立したソフトウェア事業として確立することになる。
TPGは米国と欧州のプライベート・エクイティ・プラットフォームであるTPG Capitalを通じてプロフィシーに投資する。