[ 9月11日 ] - 米食品スーパーのクローガーKR.Nは木曜日、関税による値上げの懸念が高まる中、より安価な必需品への需要が底堅いとして、年間中核売上高予想を2回連続で上方修正した。
第2四半期の既存店売上高と利益予想を上回った同社の株価は、取引開始直後に約3%上昇した。
クローガー、アルバートソンズACI.N、ウォルマートWMT.Nなどの小売業者は、消費者、特に低所得世帯の消費者((link))が価値を求めてより安い必需品を買い求めるため、業界全体の減速に逆行することができた。
第2四半期決算報告や過去1ヶ月の業界幹部のコメントによると、多くの消費者は掘り出し物を求める傾向も強まっている。
「消費者がストレスを感じている時や、関税のエクスポージャーという点で、家庭で食べる食品は有利な立場にあり、クローガーは連続してガイダンスを増額して25年度を迎えた」と、ロート・キャピタル・パートナーズのアナリスト、ビル・カークは語った。
ウォルマートとダラー・ジェネラル (link) DG.N は、年間売上高予想を上方修正した。これは、関税による価格への影響を懸念して、米国の裕福な買い物客が店舗に押し寄せたことを示している。
米国の関税の影響を比較的受けにくいクローガーは、6月に、価値を求める顧客の需要の高まりに応えるため、プロモーションと低価格の維持に注力してきたと述べた。
同社はその後、今年これまでに2,000以上の商品を値下げしたと発表した。
「調剤薬局、eコマース、生鮮食品に牽引され、売上は好調に伸びており、食料品の販売数量が改善していることも励みになっている」と、デイビッド・ケネリー最高財務責任者(CFO)は木曜日の声明で述べた。
クローガーは、通期の既存店売上高を2.7%から3.4%の範囲で増加すると予想している。
同社はまた、年間利益予想の下限を4.60ドルから4.70ドルに引き上げ、上限は4.80ドルに据え置いた。
LSEGがまとめたデータによると、燃料を除いた四半期の同一商品の売上高は、アナリスト予想の2.84%増に対し3.4%増だった。
クローガーは、250億ドルの取引が破綻した後、アルバートソンズACI.Nと法廷闘争((link))の真っ最中である((link))。第4四半期の調整後利益は1株当たり1.04ドルで、予想の99セントを上回った。