[ 8月28日 ロイター] - バス・アンド・ボディ・ワークスBBWI.Nは木曜日、第2四半期の利益がウォール街の予想を下回り、小売業者が不透明な裁量 消費支出に苦しんでいる時にコスト増が痛手となった。
この美容・スキンケア小売 企業の株価は 、プレマーケット取引で6%下落した。
フレグランスやアロマキャンドルなど高価格帯の商品を販売する 同社は、インフレやトランプ政権の通商政策による影響を受け、顧客からの支出削減圧力に直面している。
米国の個人消費は6月と7月に増加したが、労働市場の軟化と商品価格の 上昇により、今年第3四半期の成長は抑制されると予想されている (link)。
同社は、ハロウィーン・シーズンに向けてディズニーの悪役をテーマにした商品ラインや 陶器のアロマキャンドルを発売 するなど、同社製品を手頃な贅沢品や理想的なギフトとして位置づけるため、マーケティングや販売促進活動を強化して いる。
第2四半期の一般管理費および店舗営業費は4億8,300万ドル(同9%増)を計上した。
しかし、バス&ボディ・ワークスは、同業他社の多くとは異なり、商品の大半を現地調達しているため、関税の影響はほとんど受けない。
それでも、バス&ボディ・ワークスの中国への供給は約10%で、カナダとメキシコは2月現在で合わせて約7%で、ほぼ均等に分けられている。
同社はまた、現在の関税率を考慮し、年間調整後一株当たり利益の予想レンジを3.25ドルから3.60ドルの間から3.35ドルから3.60ドルの間に狭めた。
LSEGがまとめたデータによると、バス&ボディ・ワークスの8月2日に終了した四半期の調整後 一株当たり利益は、アナリストの平均予想38セントに対し37セントだった。四半期純売上高15億5000万ドルは予想通りだった。