[ 8月27日 ロイター] - ネットアップNTAP.Oは2日、不透明な経済情勢の中で企業がクラウドベースのストレージサービスへの支出を軟化させていることから、第2四半期の収益を予想をわずかに上回った。
ネットアップは四半期収益が予想をわずかに上回った。ネットアップは企業のデータストレージインフラの効率化を支援し、アマゾン・ドット・コムのAMZN.Oアマゾン・ウェブ・サービス、グーグル・クラウド、マイクロソフトのMSFT.Oアジュールなどを顧客としている。
金利の上昇とインフレの長期化により、顧客は技術支出を抑制せざるを得ず、クラウドベースのメモリー・ストレージ製品を提供するネットアップのような企業への需要が圧迫されている。
第2四半期の純収入は16億1,500万ドルから17億6,500万ドルと予想されている。LSEGがまとめたデータによると、予想の中間値である16億9000万ドルは、予想の16億8000万ドルをわずかに上回った。
調整後の利益は1株当たり1.84ドルから1.94ドルを予想。予想レンジの中間値である1.89ドルも、予想の1.88ドルをわずかに上回った。
7月25日に終了した第1四半期の純収入は、アナリスト予想の15.5億ドルに対し、15.6億ドルとなった。
ネットアップの売上のほぼすべてを占めるハイブリッドクラウド部門は、1%増の14億ドルを記録した。
ネットアップは2026年度の売上高予測を再確認した。