Sruthi Narasimha Chari
[ 8月27日 ロイター] - クーパー・カンパニーズCOO.Oは水曜日、特定の地域での需要鈍化を理由に年間売上高見通しを下方修正し、同社の株価は長期取引で10%近く下落した。
同社はアジアの一部でコンタクトレンズの需要が「顕著な落ち込み」を見せ、アメリカでも減速が見られたとしている。
「日本を除くアジア太平洋地域のeコマース事業が予想以上に低迷している。これは中国での第1四半期の経験を反映したもので、いくつかの小規模な地域市場にも影響を与えたが、やはり中国で最も顕著だった」とアル・ホワイトCEOは述べた。
2025年度の売上高は、前回予想の41.1億ドルから41.5億ドルから減少し、40.7億ドルから41.0億ドルになると予想している。
LSEGが集計したデータによると、アナリストは平均して年間売上高を41億2000万ドルと予想している。
同社は決算説明会で、2026年度末までに関税の影響は約2400万ドルになると予想していると述べた。
先週、クーパーの同業でスイス系アメリカ人のアイケアグループであるアルコンALCC.Sは、 (link)、米国の関税の影響が約1億ドルにのぼるとして、2025年の売上予測を下方修正した。
クーパーの 7月31日締め四半期の総売上高は10億6000万ドルで、アナリストの予想通りだった。
しかし、同社のコンタクトレンズ部門であるクーパービジョンの四半期売上高は7億1840万ドルで、アナリストの平均予想7億2180万ドルを下回った。
クーパー社は また、年間調整後利益を1株当たり4.08ドルから4.12ドルに引き上げ、従来の 予想範囲である4.05ドルから4.11ドルから変更した。
アナリストの平均予想では、年間調整後利益は1株当たり4.07ドル。
調整後の第3四半期の利益は 1株当たり1.10ドルで、アナリスト予想の1.07ドルを上回った。