[ 8月25日 ロイター] - 米国のシェールオイル生産会社クレセント・エナジーCRGY.Nは月曜日、負債を含めて31億ドルと評価される全株式取引で、より小規模の同業バイタル・エナジーVTLE.Nを買収すると発表した。
この取引は、エネルギー市場と株式市場のボラティリティのため、シェール業界のM&Aが第2四半期((link))に減速した時期に、一部の米国企業がいかに規模を追求しているかを浮き彫りにしている。
バイタルの株主は、クレセントの普通株1株につき1.9062株を受け取ることになり、これは1株当たり18.95ドル、株価の最終終値に基づくと20%のプレミアムとなる。
バイタルエナジーの株価は9.5%上昇し、クレセントエナジーは2.9%下落した。
ロイター (link)、市場終了後の金曜日に、関係者の話を引用して買収交渉について報じていた。
合併により、イーグルフォード、パーミアン、ユインタ盆地にまたがり、10年以上の掘削在庫を持つ、米国で10本の指に入る独立系石油・ガス生産会社が誕生することになる、と両社は述べた。
この取引は2025年末までに完了する見込みで、年間9000万ドルから1億ドルの即時シナジー効果を生み出し、1株当たりのキャッシュフローを押し上げるだろう。
クレセントはまた、バランスシート強化のために10億ドルの非中核資産売却のパイプラインを整えたと述べた。
クレセントの株主は合併会社の約77%を所有し、バイタルの株主は残りを所有する。