[ 8月7日 ロイター] - エネルギー・インフラ企業のセンプラSRE.Nは木曜日、米国の公益事業の成長とコスト削減により、第2四半期の利益がアナリスト予想を上回った。
米国の電力会社は、データセンターなどのエネルギー集約型部門を中心とする電力需要の増加と、より広範な送電網の信頼性ニーズに支えられ、安定した成長を遂げている。
センプラ社は、よりリターンの高い公益事業中心の資産への資本シフトに引き続き注力していると述べた。
テキサス州のOncor部門は、相互接続申請が40%急増し、当四半期中に2万件近くの新規敷地を追加したと報告した。同部門はまた、暴風雨関連の費用を回収し、より高い資本支出を支援するため、包括的な基本料金の見直しを申請した。
LSEGが集計したデータによると、サンディエゴに本社を置く同社は、6月30日に終了した四半期に、アナリスト予想の1株当たり85セントに対し、89 セントの調整後利益を計上した。
四半期の運転・保守費用は7%減の12億4000万ドル。
センプラはまた、センプラ・インフラストラクチャーの株式とメキシコのガス配給部門エコガスという2つの資産売却計画について進展があったと発表した。
カリフォルニア州の公益事業会社は、同州の最新の送電計画に基づいて6億ドルの新規送電網プロジェクトを受注し、当四半期中に12億ドル以上をアップグレードに投資した。
センプラ株は取引開始早々に1.5%上昇した。