[ 8月6日 ロイター] - グローバル・ペイメンツGPN.Nは水曜日、加盟店と発行体のソリューション事業における力強い成長と利益率の改善に助けられ、第2四半期の利益についてウォール街の予想を上回り、同社の株価は市場前の取引で5%上昇した。
米国の個人消費は、景気の逆風にもかかわらず予想外に底堅く推移しており、カード発行会社やペイメント会社は、低所得者層の間で緊張の兆候が現れているにもかかわらず、富裕層が牽引し、第2四半期の取引量は堅調であったと報告している。
グローバル・ペイメントの調整後純収入は、6月30日に終了した四半期に恒常為替レートベースで5%増加した。
同社は現在、通期の調整後利益は従来予想の10%から11%の成長率の上限に達すると予想している。
加盟店ソリューション事業の調整後売上高は、恒常為替レートベースで5.5%増加し、マージンは130ベーシス・ポイント拡大した。発行体ソリューション部門の収益は3.5%増加し、利益率は190ベーシスポイント改善した。
グローバル・ペイメントは4月、 (link) ライバルのワールドペイをFISFIS.Nとプライベート・エクイティ会社のGTCRから242億5000万ドルで買収することで合意した。
アトランタに本社を置くグローバル・ペイメントは、ここ数カ月で事業の見直しを進めており、サービスの合理化と収益の向上を図るため、小規模な事業を売却している。
グローバル・ペイメンツは、2026年前半にワールドペイとの取引を完了させる予定であると述べた。
「ワールドペイと統合された事業が、当社の財務内容を有意義に強化し、持続可能な業績を実現し、株主のために価値を解き放つと、これまで以上に確信しています」と、キャメロン・ブレディCEOは声明で述べた。
グローバル・ペイメントの利益は、調整後ベースで1株当たり3.10ドルとなった。LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想は3.06ドルだった。