[ 8月6日 ロイター] - ショッピファイSHOP.TO, SHOP.O は水曜日、関税関連の不安にもかかわらず、同社のeコマース・サービスに対する小売業者の需要が堅調に推移しているとして、第3四半期の売上高を市場予想を上回ると予想し、同社の米国株を市場前に16%上昇させた。
ドナルド・トランプ大統領による貿易政策の転換をめぐる投資家の懸念により 、多くの 小売企業が需要、生産、調達 、 事業運営コストに 不安を抱いている中、この明るい見通しは歓迎すべき兆候だ 。
Shopifyは以前、販売者は依然として同社のサービスに登録していると述べていた。同社はまた、店舗ウェブサイトの構築、画像や割引コードの生成、販売データの照合などの作業で販売者を支援する人工知能を搭載した機能への投資からも利益を得ている。
Eコマース大手のアマゾン
4-6月期、ショッピファイは北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域など、前四半期比で収益の伸び率が加速したという。
Shopifyは5月、米国におけるデミニミス(中国からの低価格商品の無関税輸入を認める貿易免除措置)の失効が同社に大きな影響を与えないだろうと述べた。同社全体の商品総量(プラットフォーム上で販売される商品の総額)のうち、中国に関連するものはわずか1%に過ぎない。
LSEGがまとめたデータによると、カナダ・オンタリオ州に本社を置く同社は、7-9月期の売上高が 20 %台半ばから後半の割合で増加すると予想している。
第2四半期の売上高は26.8億ドルで、前年同期比31%増、アナリストの平均予想25.5億ドルを上回った。商品総額は昨年の672.5億ドルから878.4億ドルに急増した。