Anuja Bharat Mistry
[ 8月5日 ロイター] - ヤム・ブランズYUM.Nは火曜日、第2四半期のアナリスト予想を下回り、食材コストの上昇とタコ・ベルを含む事業への需要の低迷が重荷となり、株価は4%下落した。
急な関税の影響や経済成長に対する懸念から、米国の消費者の外食支出((link))が落ち込んでおり、ヤム・ブランズ、マクドナルドMCD.N、バーガーキングを経営するレストラン・ブランズQSR.TOなどのファストフード・チェーンは、客足を伸ばすために手頃な価格の食事を提供するようになった。
それでも、最大の市場である米国での既存店売上高の伸びは、前年同期の5%から当四半期は4%に鈍化した。
他の外食チェーンでは、チポトレ・メキシカン・グリルCMG.Nが年間売上高予想((link))を下方修正し、需要の低迷で四半期売上高予想を下回った。マクドナルドは水曜日に決算を発表する予定だが、5月には関税の不透明感から厳しい状況((link))を警告している。
「関税に対する懸念の高まりと労働市場の弱体化により、消費者は外食する場所と時間について二の足を踏んでいる。
トランプ政権の予測不能な貿易政策も、企業の事業計画を困難にし、サプライチェーンを混乱させ、コストを上昇させている。
ヤムは、メキシコとカナダから調達するいくつかの主要な建築製品について、今年いっぱいはインフレ圧力がかかると予想している、とクリス・ターナー次期CEO((link))は決算後の電話会議で述べた。
LSEGがまとめたデータによると、6月30日に終了した四半期中、同社の世界的な既存店売上高は2%増加した。
項目を除けば、1株当たり1.44ドルの利益となり、予想の1.46ドルを下回った。
当四半期の総費用は13%増加した。
KFCとピザハットも所有する同社の売上高は19億3,000万ドルで、予想では19億4,000万ドルだった。