[24日 ロイター] - 米半導体大手インテルINTC.Oは24日、第3・四半期の1株当たり損益は0.24ドルと、LSEGがまとめた予想(0.18ドル)よりも悪化するとの見通しを示した。一方、売上高見通しの中間値は131億ドルと、アナリスト平均予想の126億5000万ドルを上回った。
インテルは同時に、今年末までに従業員数を7万5000人と、2024年末の9万9500人から大幅に削減することも発表した。
従業員数の7万5000人への削減は、自然減と「その他の手段」によって実施する予定とした。同社は7月上旬にも一時解雇(レイオフ)を実施している。
第2・四半期(6月28日終了)売上高は横ばいの129億ドルと、アナリスト予想の119億2000万ドルを上回り、4四半期連続減収から脱した。
第2・四半期の調整後1株当たり損益は0.10ドル。アナリスト予想は0.01ドル。調整前1株当たり損益は0.67ドル。アナリスト予想は0.26ドルだった。
インテルは、第2・四半期は19億ドルのリストラ費用を計上し、人員削減がその一因だとした。