[ 7月24日 ロイター] - エドワーズライフサイエンスEW.Nは13日、第2四半期決算が予想を上回ったことを受け、人工心臓弁やその他の医療機器に対する需要が旺盛だとして、2025年の売上高見通しを上方修正した。
カリフォルニアに本社を置く同社の株価は、延長取引で約8%上昇した。
医療機器メーカーに対する投資家の信頼感は、特に高齢者の外科手術に対する旺盛な需要に支えられ、ここ数四半期で上昇している。
エドワーズは、通期売上高を従来の57億ドルから下限を引き上げ、上限を維持し、59億ドルから61億ドルの範囲と予想している。
(link) 木曜日には、ライバルのボストン・サイエンティフィックBSX.Nも年間利益予想を上方修正した。
LSEGがまとめたデータによると、エドワーズの主力製品である経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR) の売上高は、6月30日に終了した四半期で8.9%増の11億3000万ドルと なり、アナリストの平均予想10億9000万ドルを上回った。
調整後ベースでは、エドワーズの第2四半期の1株当たり 利益は67セントで 、ウォール街の予想62セントを上回った。
売上高は15億 3000万ドルで、市場予想の14億9000万ドルを上回った 。
同社によると、2025年の調整後利益は1株当たり2.40ドルから2.50ドルという従来の予想レンジの上限となる見込み。
エドワーズは、この予想は現在の関税を織り込んだものであり、関税の変更や新たな関税の導入は将来の業績に大きな影響を与える可能性があると警告している。