[ 7月24日 ロイター] - デッカーズ・アウトドアDECK.Nは、木曜日の 第1四半期 決算で ウォール街の予想を上回り 、 ホカとUGGブランドに対するヨーロッパなどの国際市場での 旺盛な需要に後押しされた 。
デッカーズは、米国での軟調な需要に対抗するため、ヨーロッパや中国などの市場で急速に事業を拡大している。
その結果、同四半期の海外売上高は49.7%増となり、国内売上高の2.8%減を相殺した。
全体的な卸売売上高は前年比26.7%増となり、同四半期中に0.5%増にとどまった消費者向け直接販売に対抗した。
デッカーズ、ナイキNKE.N、スケッチャーズSKX.Nなどの靴メーカーは、ベトナムを中心とする東南アジアの主要生産拠点に対する関税引き上げにより、投入コストの上昇に直面している。
デッカーズは関税関連のマクロ経済の不確実性を受けて、5月に年間見通しを下方修正した。同社の株価は今年に入ってから48%下落している。
デッカーズのステファノ・カロティ最高経営責任者(CEO)は、「世界的な貿易環境は依然として不透明だが、当社のブランドに対する自信は変わっていない」と述べた。
LSEGが集計したデータによると、第2四半期の売上高は13億8000万ドルから14億2000万ドルと予想されており、その中間値はアナリストの平均予想である14億ドルと一致している。
一株当たり利益は、アナリストが1.55ドルを予想していたのに対し、第2四半期は1.50ドルから1.55ドルの範囲と予想されている。
月30日に終了した四半期の純売上高は 16.9%増の 9億6,450万ドルで、アナリストの平均予想 9億1,010万ドルを上回った 。一株当たり利益は93セントで、予想の68セントを上回った。