[ 7月24日 ロイター] - プール・コーポレーションPOOL.Oは木曜日、プール・メンテナンス製品の堅調な需要に支えられ、第2四半期の利益がアナリスト予想を上回った。
LSEGがまとめたデータによれば、同社は6月30日に終了した四半期に、アナリストの平均予想5.08ドルに対し、1株当たり5.17ドルの調整後利益を計上した。
「第2四半期の売上高は、プライベートブランド化学製品を含むメンテナンス製品が引き続き好調であったことと、建材などの裁量的製品の売上高が前年同期比で改善したことが寄与した」と、同社は声明で述べた。
ルイジアナ州コビントンを拠点とするプール用品・機器の卸売業者である同社は、マクロ経済が不透明な中、顧客が不要不急の支出を控えたため、プールの新設やリフォームなど自由裁量商品の需要が低迷していた。
プール・コーポレーションは、年間利益予想を1株当たり10.80ドルから11.30ドルに引き下げた。
第2四半期の営業費用は1%増加した。
(「賃金のインフレ圧力と販売センター網への継続的な投資が営業費用の増加())に寄与したものの、変動費の積極的なコントロールにより、ほぼ相殺された」とピーター・アーバンCEOは述べた。
当四半期の売上高は0.8%増の17億8000万ドルで、アナリスト予想とほぼ一致した。
灌漑・造園用品の販売も手がけるプール社は、北米、ヨーロッパ、オーストラリアで451の販売センターを運営し、6月30日現在、約12万5,000の卸売顧客に20万点以上の商品を販売している。