Juby Babu
[ 7月23日 ロイター] - TモバイルTMUS.Oは2日、ポストペイ(後払い)顧客純増数の年間見通しを上方修正し、第2四半期のワイヤレス加入者数が予想を上回った。
同社株は取引時間中に5%上昇した。
T-モバイルは、2025年の加入者数を従来の550万人から600万人と予想していたが、現在は610万人から640万人と予想している。
4月に開始されたTモバイルの後払いプラン「エクスペリエンス」は、顧客の反響を呼んでいる。このプランには ネットフリックスやアップルTV+などのストリーミング・サービスがバンドルさ れ、5年間の価格保証が付いている。
T-モバイルのコンシューマー・グループのジョン・フライヤー社長はロイターに、「新規加入者の約60%がエクスペリエンス・モアとエクスペリエンス・ビヨンド・プランを利用している」と語った。
このプランには、T-モバイルの衛星通信サービス「T-サテライト」も含まれており、 T-モバイルのユーザーと、ライバルのベライゾンVZ.NとAT&TT.Nのユーザーが利用できるようになった。
T-モバイルは、積極的な プロモーションと付加的な特典により、ライバルに対する優位性を維持 し、市場シェアを拡大している。T-モバイルは 第2四半期に83万人のポストペイド携帯電話顧客を獲得し、ファクトセットの予測値70万300人を上回った。
Tモバイルはまた 、800メガヘルツの周波数帯免許の全ポートフォリオを民間投資会社のグレイン・マネジメントに現金29億ドルとグレインの600メガヘルツの周波数帯免許のすべてで売却することで合意した。
ワシントン州ベルビューに本社を置くT-モバイルは、地域無線通信事業者ユナイテッド・ステーツ・セルラーUSM.Nの買収((link))44億ドルを8月1日に完了する予定であると、マイク・シーバートCEOが決算後の電話会議で語った。
LSEGが集計したデータによると、Tモバイルは米国の大手通信事業者3社の中で最後に決算を発表し、第2四半期の総収入は211億3000万ドルとなり、アナリスト予想の210億2000万ドルを上回った。
AT&TT.Nは水曜日、 (link) の四半期利益予想を上回り、予想以上にワイヤレス加入者を増やした。一方ベライゾンVZ.Nは月曜日、 (link) の年間利益予想の下限を引き上げた。