[ 7月23日 ロイター] - テレダイン・テクノロジーズTDY.Nは、軍用ドローンやターゲット探知センサーへの旺盛な需要に後押しされ、第2四半期決算でウォール街の予想を上回った後、年間利益予想の下限を引き上げた。
同社の株価はプレマーケット取引で4.3%上昇した。
長引くロシア・ウクライナ戦争や中東情勢の緊迫化など、地政学的緊張の高まりの結果、防衛企業は持続的な需要の恩恵を受けている。
2025年の1株当たり調整後利益は、従来予想の21.10~21.50ドルから21.20~21.50ドルになると予想。
しかし、第3四半期の見通しについては慎重な見方を示した。
ロバート・メヘラビアン会長は、「第2四半期は、不透明な世界貿易政策による需要加速の恩恵を受けたと思われるため、第3四半期については慎重な見方をしている」と述べた。
LSEGがまとめたデータによると、テレダイン社の当四半期の売上高は10.2%増の15億1,000万ドルで、予想の14億8,000万ドルを上回った。
調整後の一株当たり利益は5.20ドルで、これも予想の5.05ドルを上回った。