[ 7月22日 ロイター] - D.R.ホートンDHI.Nは火曜日、高金利とコスト上昇の中、購入者へのインセンティブが住宅販売を支え、第3四半期の利益と収益が予想を上回ったと発表した。
同セクターは消費者心理の悪化に悩まされており、 (link)、住宅ローン金利の引き下げや、より小型で手頃な価格の住宅など、需要喚起のためのインセンティブを提供するよう建設業者に促している。
ポール・J・ロマノウスキー最高経営責任者(CEO)は、値ごろ感の制約と慎重な消費者心理が続くなか、新築住宅需要への影響が続いていると指摘した。
「当社の販売奨励金は第4四半期中も高水準で推移し、さらに増加すると予想していますが、その程度は夏の残りの期間の需要の強さ、住宅ローン金利の変動、その他の市場状況によって異なります」とロマノウスキーCEOは述べた。
LSEGがまとめたデータによると、D.R.ホートンの6月30日に終了した四半期における調整後の1株当たり利益は、アナリストの平均予想2.88ドルに対し3.36ドルだった。
テキサス州アーリントンを拠点とする同社の第3四半期の売上高は、アナリスト予想87億6000万ドルに対し、前年同期比7.4%減の92億3000万ドルだった。
また、年間連結売上高予想の幅を333億ドルから348億ドルから337億ドルから342億ドルに縮小した。
年間の住宅建設事業の成約件数は、従来予想の85,000~87,000件から85,000~85,500件となる見込み。