[ 7月21日 ロイター] - スティール・ダイナミクスSTLD.Oは月曜日、原材料コストの 上昇と米国の貿易政策をめぐる不確実性が需要に影響した ため、 ウォール街の予想を下回る第2四半期決算を発表した。
インディアナ州フォートウェインに本社を置く同社の株価は、時間外で4%以上下落した。
米国の鉄鋼メーカーは、ドナルド・トランプ大統領が鉄鋼輸入品に課す関税((link))が価格を押し上げるという 恩恵に浴して いるが、この関税は原材料コストの上昇を招く恐れもある。
「貿易政策に関する不確実性は、健全な基礎的需要要因にもかかわらず、当社の事業全体にわたって顧客の注文パターンにためらいを引き起こし続けている」とマーク・ミレット最高経営責任者(CEO)は声明で述べた。
「各国の貿易協定が交渉され、貿易政策が今後数カ月で概ね安定化すれば、当社製品への強い潜在需要が生まれると強く信じている。
スチールダイナミクス社はまた、 輸入による被覆平板圧延製品の在庫過多を改めて強調した 。
LSEGがまとめたデータによると、同社の 第2四半期の調整後利益は1株当たり2.01ドルで、 アナリスト 予想の2.10ドルを下回った。
6月30日に終了した四半期の売上高は 45.6億ドルで、ウォール街予想の47.6億ドルを下回った。