[ 7月16日 ロイター] - ユナイテッド・ナチュラル・フーズUNFI.Nは5日、社内ネットワークでの不正行為により、2025年度の売上高に約3億5000万ドルから4億ドルの打撃を受けたと発表した (link)。
この食料品販売会社は、6月5日にこの行為が発覚した後、特定のシステムをオフラインにした。ユナイテッドフーズは、保険金で十分対応できるとしている。
しかし、同社は年初来の好調な業績を反映し、純売上高の年間予想を若干上方修正し、株価は市場前の取引で8%近く上昇した。
ユナイテッドフーズは、2025年度の売上高を316億ドルから318億ドルの範囲と予想し、前回予想の313億ドルから317億ドルから上方修正した。
同社は年間調整後利益予想を、前回の70セントから90セントから40セントから80セントに引き下げた。
最近、マークス&スペンサー (link) MKS.L、ハロッズ、ヴィクトリアズ・シークレット (link) VSCO.N など、英米の大手小売業者に影響を与えるサイバー事件が相次いでいる。