[ 6月30日 ロイター] - モデルナ
COVIDワクチンの売上が減少 し、 呼吸器合胞体ウイルス・ワクチンの摂取が予想を下回ったため、 新しいmRNA注射は米国のワクチン・メーカーにとって極めて重要である 。
アナリストらは、モデルナのインフルエンザ予防接種の有効性が向上したことは、同社のインフルエンザ・ワクチンとCOVID混合ワクチンの承認を得るために必要なステップであると述べている。
今年に入り株価が35%下落したこのバイオテクノロジー企業は、ワクチンの開発に取り組んできたが、インフルエンザ予防接種試験の有効性データを待つため、5月に承認申請を取り下げた。
ジェフリーズのアナリスト、マイケル・イー氏は、「段階的に肯定的な」データにもかかわらず、FDAはmRNAプラットフォームの安全性と忍容性をめぐって同社に厳しい態度を示す可能性があると述べた。
彼の見解は、ロバート・F・ケネディ・ジュニア米保健長官が ワクチンアドバイザー・パネル( (link) )に新メンバーを加えたことを 背景にしたもので 、そのうちの何人かはmRNAワクチン技術に批判的である 。
「1回の接種でインフルエンザの組み合わせが可能であるため、追加されるどのワクチンも、同社の10億ドルから20億ドルのCOVID事業に対して25%から50%の付加価値をもたらす可能性がある」とイーは述べた。
モデルナ社は、50歳以上の成人40,805人を含む 研究 集団でテストされた インフルエンザワクチン候補であるmRNA-1010の申請について、規制当局と協力していくと 述べた。
通常インフルエンザのリスクが最も高い65歳以上の成人において、このワクチンはGSK社のワクチンよりも27.4%有効であった。とモデルナ社は述べた。
「このインフルエンザ・シーズンの深刻さは、より効果的なワクチンの必要性を強調しています」とステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は述べた。
CDCによると、季節性インフルエンザによる入院と外来受診は、2024-25年のシーズン中に15年ぶりの高水準に達した。