[ 6月26日 ] - ** レイモンド・ジェームズは、金融データ・プロバイダーのファクトセットFDS.Nを「アンダーパフォーム」から「マーケット・パフォーマンス」に格上げした。
** FDSのバリュエーション・マルチプル(株価評価倍率)に対する更なる下振れリスクは限定的と見ている。
** FDSの年間サブスクリプション価値(ASV) は8四半期連続で低下傾向にあったが、2025年第3四半期にはプラスに転じたという。
** ブルームバーグ、LSEG、S&Pグローバルと競合するFDSは今週初め、 (link)、年間見通しを再確認し、販売パイプラインの改善を示唆した。
** それでもレイモンド・ジェームズは、ファクトセットの顧客の多くが直面している予算の逼迫と、LSEGとの競争激化が、収益とASVの伸びの上振れを制限する可能性が高いと見ている。
** 21社中3社が「買い」、11社が「ホールド」、7社が「売り」またはそれ以下と評価。
** 最終終値現在、FDSは前年同期比8.4%下落