[ 6月24日 ] - 今朝の欧州トップクラスのアナリストによる注目すべきブローカーの動きをまとめてみた:
** シティグループは、ノルウェーを拠点とする保険会社Gjensidige Forsikring GJFG.OL を「売り」から「中立」に格上げした。
** また、フィンランドを拠点とするICTサービスのエリサELISA.HEを「売り」から「中立」に格上げした。
** バークレイズは、プライベート・マーケット・マネジャーのCVCキャピタル・パートナーズCVC.ASを「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げした。
** モルガン・スタンレーは、スイスのセメントメーカー、ホルシムHOLN.S (link) を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に引き上げた。
** エクサン BNP パリバは、ドイツの自動車製造会社 BMW BMWG.DE を「アンダーパフォーム」に引き下げ、 (link) 2028 年までマージンはほぼ横ばいと予想。
** UBS はドイツの物流会社 DHL DHLn.DE を格下げした。同ブローカーは関税の逆風と中期的なエクスプレス輸送量の伸びしろに懐疑的だからだ。
開始と復帰
** ドイツ銀行は (link) イタリアのプライスミアンPRY.MIとフランスのネクサンNEXS.PAを、電力需要の構造的な伸びに支えられた両ケーブルメーカーの好調な収益モメンタムを評価し、「買い」でスタート。
** UBSは、フランスの自動車リース会社であるエイベンスAYV.PAを、傑出したキャピタル・リターン・ストーリーに転換する余地があるとして、「買い」で開始した。
** また、英国の食品素材メーカーであるテート&ライルTATE.Lについては、FY26とFY27のコンセンサス予想に対する上方修正は限定的であるとして、 (link) "neutral "でスタート。
(*Thomson Reuters StarMineによるアナリストランキング。1つ星から5つ星まであり、5つ星が最高。アナリストのランク付けは、業績の正確性、および12ヵ月間と24ヵ月間の相対的な推奨パフォーマンスに基づいている。)