[ 6月20日 ロイター] - ダーデン・レストランツDRI.Nは金曜日、好調な四半期決算を受け、既存店売上高が予想を上回ると予想した。
同社は10億ドルの自社株買い戻しプログラムも発表し、株価は市場前の取引で約3%上昇した。
オリーブ・ガーデンやシェイク・シャックSHAK.Nを含むカジュアル・ダイニングやファスト・カジュアル・レストラン・チェーンは、消費者が節約のために家庭料理に移行している影響を相殺し、顧客を魅了するメニュー革新やプロモーションから利益を得ている。
一方、ハンバーガー大手のマクドナルドMCD.N、スターバックスSBUX.O、ドミノ・ピザDPZ.Oなどのファーストフードチェーンは、需要の低迷に苦しんでいる。
LSEGがまとめたデータによると、ダーデンは年間既存店売上高が2%から3.5%の範囲で成長すると予想しており、その中間値はアナリスト予想の2.64%を上回っている。
ウーバー・ダイレクトを利用した宅配や、オリーブ・ガーデンでの "バイ・ワン・テイク・ワン "などの取り組みが、レストラン・チェーン運営をさらに後押ししている。
同四半期の連結既存店売上高は前年同期比4.6%増で、オリーブ・ガーデンの売上高は6.9%増だった。
第4四半期の売上高は32.7億ドルで、予想の32.6億ドルを上回った。
5月25日に終了した四半期の調整後利益は1株当たり2.98ドルとなり、予想値2.97ドルを上回った。
しかし、一株当たり年間利益は10.50ドルから10.70ドルと予想され、予想では10.75ドルであった。