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独SAP、米会計ソフト企業の買収再提案検討=関係筋

ロイターOct 28, 2025 2:34 AM

Milana Vinn

- ドイツの業務用ソフトウエア大手SAPSAPG.DEが、6月に失敗に終わった米会計ソフトウエアのブラックラインBL.Oの買収提案について、交渉再開の可否を検討していることが分かった。ロイターが入手した書類や関係者の話で明らかになった。SAPはブラックラインに対し約45億ドルの買収提案を行ったが、拒否されていた。

書類や関係者によると、SAPは米JPモルガンとの協力の下、6月18日に1株当たり66ドルで非公開の正式な買収提案を行ったが、ブラックラインは取引に関心を示さず、拒否した。提案額は60日間の平均株価50.50ドルに31%のプレミアムが乗っていた。SAPは書簡で、取引完了に外部融資を必要としないとしていた。

関係者によると、SAPは現在、交渉再開を求めるかどうか検討しているものの、決定は下されておらず、新たな買収提案も示していない。 SAPとJPモルガンはコメントを控えた。ブラックラインは現時点で取材に応じていない。

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