[ 7月22日 ロイター] - エンフェーズ・エナジーENPH.Oは火曜日、第3四半期の収益をウォール街の予想を下回ると予想し、 ドナルド・トランプ大統領の輸入 関税が粗利益率に影響を与えたと 述べた。
米貿易当局は4月、東南アジアから輸入される太陽電池の大半に高関税をかける ことを決定した。東南アジアの企業が不当に安い商品で市場を氾濫させていると米メーカーが訴えたためだ。
トランプ大統領が太陽光発電や風力発電プロジェクトに対する税額控除を廃止または変更するよう推進している ため、エンフェイズのような 再生可能エネルギー 企業も大きな不確実性に直面している (link)。
今月可決された上院の大規模な予算法案は、風力・太陽光発電プロジェクトの開発を困難にする。同法案は、2032年まで実施される予定であった太陽光・風力発電プロジェクトに対する30%の税額控除を大幅に縮小するもので、開発者は将来のプロジェクトにこれを利用していた。
LSEGがまとめたデータによると、エンフェーズ・エナジーは現在、第3四半期の売上高を 3億3,000万ドルから3億7,000万ドルと予想しており、中間値は アナリスト予想の3億6,970万ドルを下回る。
同社はまた、第3四半期の売上総利益率を41%から 44%と予想しており、第2四半期の46.9%を下回っている 。
しかし、第2四半期の利益は予想を上回った。
6月30日に終了した四半期の調整後1株当たり利益は69セント (予想 62セント ) だった。