
Arasu Kannagi Basil
[ 9月18日 ロイター] - ラディアン・グループRDN.Nは木曜日、英国のイニゴを17億ドルで買収すると発表した。同社は米国の住宅ローン保険会社で、グローバルなマルチライン専門保険会社への転換を目指しており、同社の株価は7%近く上昇した。
ペンシルベニア州に本社を置くイニゴは、従来のモーゲージ保険から多様化を図る戦略的見直しを経て、ロイドのグローバル・スペシャリティ市場に進出する。
「住宅ローン保険は有機的成長の機会が限られていた。ラディアンのスミタ・パンディット最高財務責任者(CFO)はアナリストに対し、「イニゴはそれを変えるものだ」と述べ、今回の買収により、対応可能な市場は12倍に拡大すると付け加えた。
2020年に設立されたロイズ・シンジケートであるイニゴのスペシャリティ事業は、主に米国に焦点を当てており、今年の総保険料は16億ドルになると予想されている。
イニゴはマルチクラスの特殊保険を引き受け、世界最大級の商業・産業企業にサービスを提供している。
ロイズは、200以上の地域の企業に専門的な保険サービスを提供する商業保険市場である。
「イニゴは、設立からわずか4年で第20位のシンジケートとなり、短期間で大きな規模を達成した。ロイズ最大のシンジケートの中には4倍近い規模を持つものもあり、イニゴの継続的な市場拡大が大きなチャンスであることを裏付けている」とパンディットは語った。
ラディアンは、ポートフォリオを簡素化するため、1年以内にモーゲージ・コンデュイット、タイトル、不動産サービス事業を売却する予定である。
同社はイニゴとの取引により、2026年通期の1株当たり利益が10%台半ばに押し上げられ、年間収益が倍増すると見込んでいる。
2026年第1四半期に完了する見込みのこの取引は、2025年末時点のイニゴの予想有形資本の1.5倍の価値となる。
イニゴの創業者であるリチャード・ワトソン、ラッセル・メレット、スチュアート・ブリッジスは引き続き事業を指揮する。
ゴールドマン・サックスとガイ・カーペンターのキャピタル&アドバイザリーチームがラディアンの財務アドバイザーを務める。