Neil J Kanatt
[ 9月3日 ロイター] - アメリカン・イーグル・アウトフィッターズAEO.Nは水曜日、シドニー・スウィーニーとトラビス・ケルスのパートナーシップによる秋シーズンの需要増加を示唆し、第3四半期の既存店売上高が予想を上回ると予想した。
秋のデニム・コレクションを含む、女優のシドニー・スウィーニーとの「Great Jeans」キャンペーン((link))が物議を醸し、同社は成功を収めたと評価した。
「このキャンペーンは前例のない新規顧客獲得につながった」と、クレイグ・ブロマーズ最高マーケティング責任者(CMO)は決算発表後の電話会見で語った。
アメリカン・イーグルはまた、ナショナル・フットボール・リーグの選手トラヴィス・ケルスのアパレル・ブランド、トゥルー・コロールズと提携し、限定アパレル・ラインナップを発売した。
同社は以前にも、テニス選手のココ・ガウフや女優のジェナ・オルテガとパートナーシップを結び、Z世代の買い物客を狙っていた。
PwCの調査によると、米国の年末年始の消費は、経済不安の中で買い物客、特にZ世代が買い控えるため、パンデミック以来最も急な落ち込み((link))が予想されている。
EMarketerのアナリスト、スカイ・カナベスは、アメリカン・イーグルは関税の影響、広告費の増加、ホリデー・プロモーションの増加により利益が減少する可能性があるため、「でこぼこ道」に直面していると述べた。
「キャンペーンは、より深刻な損失を相殺するのに十分な売上を牽引しているようだ。
LSEGが集計したデータによると、同社の四半期既存店売上高は0.3%減の予想に対し、1桁台前半の増加を見込んでいる。
アメリカン・イーグルは、5月に年間業績予想((link))を下方修正したが、アナリストが1.1%減と予想したのに対し、年間既存店売上高は前年比横ばいを見込んでいる。
第3四半期には関税コストによる2000万ドルの打撃を、第4四半期には4000万ドルから5000万ドルの打撃を見込んでいる。
第2四半期の既存店売上高は予想の2.4%減に対し1%減、調整後の1株当たり利益は45セントと予想の21セントを上回った。