Pooja Menon
[ 8月6日 ロイター] - 米農薬会社コルテバCTVA.Nは2日、上半期の好調な業績を受け、年間の調整後利益と売上高の見通しを上方修正し、同社の株価は取引終了後に6%上昇した 。
ロイターは5月、 (link)、米国の農家は今春のトウモロコシ作付けでほとんど障害に見舞われておらず、当面、 (link)、障害はないと報じていた。
「当社は引き続き流動的なマクロ環境を乗り切るが、グローバル事業の好調と下半期のラテンアメリカ事業のセットアップの結果、通期ガイダンスを引き上げる」とチャック・マグロCEOは述べた。
通期の売上高は従来の172~176億ドルから176~178億ドルになると予想している。
また、2025年の調整後利益は、従来の1株当たり2.70ドルから2.95ドルから、3.00ドルから3.20ドルになると予想している。
「数量と利益が増加した作物保護剤の業績改善は、コルテバの在庫処分の遅れを示している。今後、差別化された作物保護製品が、この事業の長期的な利益成長をも促進すると期待している」とモーニングスターのアナリスト、セス・ゴールドスタインは語った。
コルテバの第2四半期の純売上高は、全地域での売上増加により、5.6%増の64億6000万ドルとなった。LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想は売上高62億7000万ドルだった。
種子部門の売上高は前年同期比4.8%増の45.4億ドル、作物保護部門の売上高は同7.7%増の19.2億ドルだった。
LSEGが集計したデータによると、インディアナポリスに本社を置く同社は、6月30日までの3ヶ月間、調整後で1株当たり2.20ドルの利益を計上し、アナリスト予想の1.89ドルを上回った。
米国最大の農作物保護製品メーカーのひとつであるコルテバは、2025年中に約10億ドルの自社株買いを見込んでいる。