Kritika Lamba
[ 8月5日 ロイター] - Tinderの親会社であるマッチ・グループMTCH.Oの第2四半期の収益は、火曜日にウォール街の予想を上回った。
同社の株価は、延長取引で約10%上昇した。
同社は、売上高が予想を上回ったのは、ユーザーを引き付け、維持するために、「AIを活用したコア発見アルゴリズム」の統合を含む、ユーザー体験の向上に重点を置いた継続的な大改革のおかげだと評価した。
「マッチ・グループのAIイニシアチブの初期の効果が見え始めています。と、Mサイエンスのアナリスト、チャンドラー・ウィリソン氏。
トップラインの成長にもかかわらず、マッチグループは有料ユーザーが5%減の1,410万人になったと報告した。
バンブル<BMBL.O>を含む同業他社も、インフレの持続と革新性の欠如の認識により、一部の消費者がアプリベースの出会いから手を引くようになったため、需要の低迷に直面している。
これに対してマッチとバンブルは、AIを活用したディスカバリーなどの人工知能機能を導入することで、ユーザーがより簡単にデートの成果を上げられるようにし、数よりもユーザー体験を重視している。
同社はブランドイメージの刷新を図っており、"TinderをZ世代向けにデザインされた、プレッシャーの少ないセレンディピティな体験に変える "という目標を掲げている。
HingeやOkCupidも所有するマッチは、AIを活用した対話型マッチング製品など、Z世代に対応した新機能を展開している。
同社はさらに、2025年下半期に約5,000万ドルを、ティンダーでの製品テストや、ヒンゲ、アザール、ザ・リーグの地域拡大を含む戦略的イニシアティブに再投資する予定だと述べた。
LSEGが集計したデータによると、第2四半期の売上高は8億6400万ドルで、アナリスト予想の8億5360万ドルを上回った。これには一時的な費用1400万ドルは含まれていない。
同社は、第3四半期の売上高は9億1,000万ドルから9億2,000万ドルで、予想の8億9,030万ドルを上回ると見ている。