[ 7月28日 ロイター] - 保険・資産運用会社のプリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG.Oは月曜日、特定の将来保険給付金の再測定に関連する利益により、第2四半期の利益が増加したと発表した。
同社の株価は時間外取引で4.6%上昇した。
保険会社は、既存の保険契約に基づき、将来保険契約者に支払われると予想される保険金をカバーするために資本を積み立てている。
再測定益は、同社が資金を準備しすぎていることに気づき、負債を減らすことができる場合に発生する。
同社は6月30日に終了した3ヵ月間において、前年同期の4億4480万ドルの損失に対し、430万ドルの再測定益を計上した。
これにより、保険料およびその他の収入は27.5%減の14億ドルとなった。
手数料およびその他の収入は前年同期の10億6,000万ドルから10億8,000万ドルに増加した。
同社の手数料は通常、運用資産に占める割合で計算される。
四半期後半の市場上昇も手伝い、プリンシパルのAUMは8%増の7,527億ドルとなった。
プリンシパル・ファイナンシャルに帰属する利益は、前年同期の3億5,310万ドル(1株当たり1.49ドル)に対し、6月30日に終了した四半期は4億620万ドル(1株当たり1.79ドル)となった。