Katya Golubkova
[東京 2月24日 ロイター] - 新日鉄5401.Tは、転換社債型新株予約権付社債の募集額を6000億円(38億5000万ドル)に増額することを決定した。これは、150億ドル規模のU.S.スチール買収のリファイナンスと事業拡大のための資金調達を目的としたもので、日本企業史上最大規模となる。
同社は火曜日、投資家の需要や市況を踏まえ、 今後5年間で総額6兆円(うちU.S.スチールに110億ドル)を投資し、成長資金を確保するため、2回に分けて実施する予定だった募集額を500億円増額すると発表した。
募集規模の拡大は、新日鉄が 2029 2029年と 2031 31年にそれぞれ満期を迎え、新株予約権とゼロ・クーポンが付与された社債を発行し、それぞれ2750億円を調達する計画を規制当局の文書で発表した直後に行われた。
(link) ロイターは今月初め、関係筋の話として、新日鉄がU.S.スチール買収のために借り入れたつなぎ融資を借り換える資金調達を模索しており、転換社債型新株予約権付社債の売却を計画していると報じた。
「ジェフリーズのアナリストはメモの中で、「株式売り出しよりも転換社債を選択することで、株主の希薄化を即座に抑えることを狙っている」と述べ、今回の債券発行は日本企業にとって過去最大規模になると説明した。
「この資金調達計画は、新日鉄が財務規律とのバランスを取りながら、海外主導の成長に集中することを可能にする転換点である」と付け加えた。
新日鉄は今月、 (link) 高炉での火災事故やU.S.スチール買収に関連する費用の発生もあり、3月末までの通期の純損失予想を700億円に拡大した。
新日鉄は米国以外の成長市場としてインドとタイをターゲットにしており、世界の粗鋼生産能力を現在の8200万トンから 2030 30年代半ばまでに少なくとも1億トンに引き上げる計画だ。
(ドル=155円87銭)