[ 2月23日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、2026年第4四半期のブレント原油とウェスト・テキサス・インターミディエイト原油の予想を、OECD諸国の 在庫減少を 理由に、それぞれ6ドル増の60ドルと56ドルに引き上げた。
年内の平均価格は、ブレントが前回の56ドルから64ドルに、WTIが52ドルから60ドルになると予想した。
米国とイランが3回目の核協議に向けた準備を進め、対立激化への懸念が和らいだことから、原油価格は月曜日に約1%下落した。
ブレント原油先物LCOc1は0641GMT時点で1バレル71ドル前後、米WTI原油先物CLc1は65.75ドルで取引されている。
日付けのメモでゴールドマンは、ブレント価格60ドルの見通しは、地政学的緊張の緩和を想定したリスクプレミアム6ドルの見積もりが徐々に薄れ、経済協力開発機構(OECD)(OECD) の在庫増加で公正価値価格が5ドル下落することを反映していると述べた。
同行は 、大規模な供給中断がなく、ロシアとウクライナの和平もないと仮定し、2026年の黒字予想を230万バレル/日(bpd) と据え置いた。
同行によると、2026年の黒字見通しは、アジアの成長がやや鈍化していることから、需給の引き下げ幅が0.2百万B/D相殺されたことを反映している。
同行は、カザフスタン、ベネズエラ、イラン、イラクの2026年の供給見通しを、生産量の未達を理由に下方修正した一方、米州とOPEC加盟国のうち供給能力に余裕のある国の供給見通しを上方修正した。
同行は、OECDの在庫が積み上がっていないことから、OPEC+が2026年第2四半期から徐々に増産を開始すると予想している。
しかしゴールドマンは、イランやロシアに対する制裁緩和の可能性により、陸上在庫の積み増しが加速し、長期的に供給増が見込まれる場合、2026年第4四半期のブレントは5ドル、WTIは8ドルの下振れリスクがあると予想している。
2027年のブレントとWTIの平均価格はそれぞれ65ドルと61ドルで、堅調な需要と供給の伸びの鈍化を背景に、2027年12月までに70ドルと66ドルに上昇すると予想している。