tradingkey.logo

世界ハイテク株軒並み高、アップル・半導体株が主導 関税巡る懸念後退

ロイターAug 7, 2025 2:35 PM

- 7日の株式市場では、ハイテク株が世界的に急伸。半導体大手がトランプ米大統領が警告する100%の関税を回避できる見通しとなったことで、安心感が広がった。
トランプ大統領は6日、米国に輸入される半導体に約100%の関税を課すと表明。ただ、輸入される全ての半導体に適用されるとしつつも、米国内での生産を約束した企業には適用されないとした。
米株式市場午前の取引で、アップルAAPL.Oは2%超上昇。トランプ大統領は6日、アップルが米国内の生産拡大に向け1000億ドルを追加投資すると発表。iPhoneへの関税回避につながる可能性がある。
半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズAMAT.O、半導体大手のテキサス・インスツルメンツTXN.OやブロードコムAVGO.O、半導体受託生産大手のグローバルファウンドリーズGFS.Oは軒並み1.3─5.5%上昇した。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD.Oも3.1%高、エヌビディアNVDA.Oも1.4%高。
一方、インテルINTC.Oは1.4%安。トランプ大統領がインテルのタン最高経営責任者(CEO)の辞任を求めたことが嫌気された。
欧州市場では、オランダの半導体製造装置のASMLASML.ASとASMインターナショナルASMI.ASがともに3%超高、BEセミコンダクターBESI.ASが4.7%高、独インフィニオンIFXGn.DEが0.9%高。
アジア市場でも、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)2330.TWが約5%上昇し、最高値を付けたほか、サムスン電子005930.KSは2.5%、SKハイニックス000660.KSは1.4%それぞれ上昇した。

免責事項:本サイトで提供する情報は教育・情報提供を目的としたものであり、金融・投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。

関連記事

tradingkey.logo
tradingkey.logo
当社が提供する日中データはRefinitivより配信されており、同社の利用規約が適用されます。終値データ(過去・現在)についてもRefinitivより提供されています。全ての相場情報は現地取引所時間で表示されます。米国株式のリアルタイム最終取引価格はNasdaqを通じて報告された取引のみを反映しています。日中データは最低15分遅れ、または各取引所の要件に準じて遅延配信されます。
* 当コンテンツ(分析資料・取引戦略等)は第三者プロバイダーであるTrading Centralより提供されており、記載の見解は分析官の独立した評価及び判断に基づくものです。投資家個々の投資目的や財務状況は考慮されておりません。
リスク告知:当社ウェブサイト及びモバイルアプリは特定の投資商品に関する一般的な情報のみを提供しており、Finsightsは金融アドバイスや投資商品の推奨を行うものではありません。本情報の提供をもってFinsightsが投資助言を行っていると解釈されることはありません。
投資商品には元本割れを含む重大なリスクが伴い、全ての投資家に適するものではありません。なお、過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。
Finsightsは、第三者広告主または提携先が当社ウェブサイト・モバイルアプリ上に広告を掲載することを許可する場合があり、これら広告主から広告への反応に基づく報酬を受けることがあります。
© 著作権: FINSIGHTS MEDIA PTE. LTD. 無断複写・転載を禁じます。
KeyAI