YMTCのNAND出荷量が世界3位に急浮上、マイクロンとキオクシアを上回る マイクロンのeSSD価格決定力に圧力
Counterpoint Researchの2026年第2四半期レポートによると、YMTCはNAND出荷量シェア14%で世界第3位に浮上した一方、売上高では単価の高いエンタープライズSSDの比率が低いことから第5位にとどまっている。市場の焦点がエンタープライズ向けへ急シフトする中、YMTCは新製品投入や増産で対応を急ぎ、2027年以降の売上高シェア拡大が予測されている。マイクロンは当面DRAM等で安定を維持するものの、中期的には競合の台頭によりエンタープライズ市場での価格決定権が縮小圧力に晒される。

TradingKey - 米東部時間8月12日、Counterpoint Researchは2026年第2四半期のメモリ市場レポートを発表した。YMTCはNAND出荷量シェア14%を獲得して初めて世界第3位に浮上し、サムスン(25%)とSKハイニックス(SKHY)(22%)のみに次ぐ順位となり、キオクシアをわずかに上回った。マイクロン(MU)は13%で第5位となった。

[出所:Counterpoint Research]
出荷量の急増は、売上高ランキングと完全に一致しているわけではない。Counterpointのデータによると、YMTCの第2四半期の売上高は依然として第5位にとどまり、マイクロンやキオクシアを下回っている。主な要因は、YMTCが依然としてコンシューマー向け用途に注力しており、データセンター向けの単価が高いエンタープライズSSDの比率が相対的に低いことだ。マイクロンが出荷量で第5位にとどまったものの、エンタープライズSSDの比率の高さが売上高上位の維持を支えた。
一方で市場の構図は変化しつつあり、焦点はコンシューマー向けからエンタープライズ向けへと急速にシフトし、AIワークロードも学習から推論へと移行している。これにより、NAND全体の出荷容量に占めるエンタープライズSSDのシェアは前年同期の26%から48%へ拡大しており、Counterpointは年内に50%を超えると予想している。
こうしたトレンドのもと、YMTCも自社の課題克服に向けた取り組みを加速させている。技術面では、同社が現在量産している267層3D NANDは「Xtacking 4.0」アーキテクチャに基づいており、300層超の技術に関する研究開発も進展している。
製品面では、YMTCはCFMS 2026において、「PE501」「PE511」「PE522」という3つの新型PCIe 5.0対応エンタープライズSSD製品を披露した。中でもQLC SSDである「PE501」は最大容量122.88TB、シーケンシャルリード速度最大14.2 GB/sに達し、AIサーバー用途をターゲットとしている。
生産能力については、武漢で現在稼働しているYMTCの2つのファブの合計月産能力は約20万枚(ウェハ換算)であり、第3期工場は2026年末までに稼働を開始する見通しだ。
CounterpointのリサーチディレクターであるMS・ファン氏は、YMTCの売上高シェアが2027年にマイクロンを上回ると予想している。さらに、400層3D NANDの量産が順調に進めば、2028年にはキオクシアを上回る可能性があるという。
マイクロンにとって、NAND事業におけるYMTCの追撃による短期的な影響は限定的である。同社のHBMおよび先端DRAM事業が引き続き安定した利益の下支えとなっているためだ。
しかし、中期的には圧力が強まっている。競合他社が迅速な技術更新のスピードと明確な戦略的方向性の両方を備えるなか、エンタープライズSSD市場におけるマイクロンの価格決定権は縮小圧力に晒され続けることになる。
このコンテンツはAIを使用して翻訳され、明確さを確認しました。情報提供のみを目的としています。












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