利益確定売りで日本と韓国の株式が下落;「メモリの新星」キオクシアは逆行高。
6月23日の日韓株式市場は、前日の米国ハイテク株の急落や地政学的リスクの高まりを受け、揃って反落した。日経平均は0.33%安、KOSPIは1.6%急落し、90,000ポイントを割り込んだ。サムスン電子やSKハイニックス等の主要銘柄が軟調に推移する一方、キオクシアは上昇した。市場心理悪化の主因は、米Nasdaqの調整に加え、原油価格の下落、地政学的緊張、およびMSCIによる市場分類見直しに伴う需給の乱れにある。投資家は、米国の政策動向とそれに連動するセクター別の資金流出入を警戒する必要がある。

TradingKey - 6月23日のアジア取引時間、日韓の株式市場は反落して始まった。日経平均株価は0.33%安で寄り付き、200ポイント超下落して72,112.43で取引された。KOSPI指数は寄り付きで1.6%急落し、90,000ポイントの大台を割り込んで8,968.43となった。前日、日経平均株価は1.55%急伸して過去最高値を更新した一方、KOSPI指数は高値圏で変動した。
KOSPI指数チャート、出所:TradingView
個別銘柄では、サムスン電子が1%超安で寄り付き、一時349,500ウォンで取引された。SKハイニックスは0.31%下落の291万ウォン、1.3%安となった。キオクシアは1.79%高の110,600円で寄り付いた。
キオクシア株価チャート、出所:TradingView
本日の日韓株式市場の寄り付きでの下落は、単一国のファンダメンタルズ悪化が引き金となったのではなく、前日の米ハイテク株の急落や、世界の政治・地政学的情勢の急変、韓国国内の主要イベントなど、複数の悪材料が重なった結果である。
材料面では、アルファベットが下落を主導してNasdaqを1.32%押し下げたほか、新規上場したスペースX(SPCX)が16%超急落し、市場心理を冷やした。トランプ米大統領が「ホルムズ海峡を支配下に置くかもしれない」と発言したことで原油価格が急落し、日本のエネルギー関連株や貿易関連株に打撃を与えた。さらに、本日発表されたMSCIによる年次市場分類見直しの結果が、市場の激しい変動を誘発した。
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